solekia

導入事例

「客室タブレットサービス vivuan-ヴィヴアン-」導入事例(藤乃煌 富士御殿場様)

ホテルらしさとアウトドア感を併せ持つハイブリッドな空間で、プラスアルファの価値をご提供

雄大な富士山のふもとに位置する『藤乃煌 富士御殿場』(2018年4月オープン)は、アウトドアとホテルライクの感性が共存する「グランピング」という新しいスタイルで注目を集めている宿泊施設です。

随所に個性的なこだわりが光るそのキャビン(客室)には、ソレキアの客室タブレット・コンシェルジュサービスvivuan-ヴィヴアン-を導入いただいています。ここでは藤乃煌の魅力と、vivuanのご活用方法についてご紹介いたします。

ホテルライクな快適空間を提供する客室キャビン

御殿場インターから車で約3分、『藤乃煌 富士御殿場』は、藤田観光株式会社が手がけるグランピング施設です。

世界文化遺産の富士山を眼前に望む約5000坪の広大な敷地には、20棟のキャビン(客室)が点在しています。プライベートを重視した独立型キャビンはすべて富士山を眺められるように配置されており、開閉式のテント屋根が付いたウッドデッキスペースがアウトドアの解放感を与えます。広々とした室内には、キングサイズのベッドや星空を眺めながら入浴できるジェットバス、Bluetoothのスピーカーなどホテルさながらの設備に加えて、丸太のテーブルやハンモック、バーベキューグリルといったこだわりのキャンプアイテムも備えられています。

夕食はキャビンのアウトドアデッキにてルームサービス形式で供されるアウトドア料理で、フルまたはハーフ調理のいずれかのスタイルを選択できます。さらに、ルームオーダーではオリジナルビールやこだわりのワインなどをスタッフがビバレッジステーションからデリバリーしてくれます。

広々とした室内空間をもつグランドキャビン

現在、藤乃煌の各キャビンには、ソレキアの客室タブレットサービス vivuan-ヴィヴアン-を導入いただいています。
施設でタブレットをご活用いただく中での実感について、藤乃煌 フィールドアテンダントマネージャーの高橋様にお話をうかがいました。

より上質な体験の提供をめざして

室内アクティビティのキャンドル作りも人気

―お客様に向けたサービスの中で、特に力を入れていることがあればお聞かせください。

髙橋様:まずひとつに、女性のグループ客にもっと藤乃煌を利用していただこうという取り組みがあります。現在、通常キャビンはデラックスとグランデの2パターンに分かれています。それに加えてドッグキャビンとバリアフリーのユニバーサルキャビンがあり、最後に、いわゆるスイートルームに当たるキャビンがあるのですが、全てが同じトーンというか、同じ顔色をした印象のキャビンなんですね。

そこで、これからはキャビンにテーマを設定して、テーマに合わせた内装や装飾を施すことで雰囲気を変えていこうと考えています。ターゲットとなるお客様の期待を裏切らないような客室にしていこうということで、女性のお客様に喜んでいただけるアメニティやアクティビティの導入もふくめ、より一層ラグジュアリーでグラマラスな施設にしていくことを目指しています。

料理も、より凝った、キャンプらしさを強調したメニューをご用意しようと料理長が動いております。今までは、グランドメニューとして決まったコース料理をご提供するのみだったところを、アラカルトとして45cmのロングソーセージを導入したり、ホットデザートとして、リンゴのローストの横にアイスクリームを添えてご提供したりしています。やはり料理というものは藤乃煌のひとつの特長になっていますから、美味しい食事をここで楽しんでいただくというのも、大切なサービスです。ですから、どんどん力を入れていきたいと考えていますね。

アウトドアスタイルの夕食タイムに、ルームオーダー機能を有効活用

―キャビンに導入されている客室タブレットのvivuanについては、どのようにご活用いただいていますか?

髙橋様:主にルームオーダー機能ですね。お客様にご足労いただくことなく、ご注文のものをご提供できるという点で一番活用している機能です。特にドリンク類については、タブレットからオーダーをいただくことが圧倒的に多いですね。

藤乃煌では、お食事時間の前に各キャビンのテーブルセッティングを行います。アウトドアの雰囲気を楽しむならば外のデッキで、落ち着いて召し上がりたいならばキャビン内で、というようにお客様の意向をお聞きしてご用意します。そしてテーブルセッティングの最後には、卓上の見やすい場所にタブレットを置きます。そうすると、お客様はお食事しながら気軽にタブレットを見ることができますよね。

―その場で、ドリンクを追加注文されたり・・・

髙橋様:そうそう、そういうことができるんですよね。それがやはり一番の魅力ではないかと。藤乃煌の料理はワインに合う味わいになっていますから、やはりワインのオーダーが入ることが非常に多いんですね。

また、スマートフォンを通じて内線通話ができるので、オーダーが入った際にはビバレッジステーションの近くにいるスタッフに電話で連絡するという使い方もしています。

「プラスアルファの価値」としてのvivuan-ヴィヴアン-

キャビンに設置されているvivuan

髙橋様:何といっても、「キャビンにタブレットがある」ということ自体、お客様にとってはすごくインパクトがあると考えていて・・・置いてあるというだけで新しい。従来の宿泊施設であれば、こういったご案内はブックレットで置いてあるところを、ペーパーレスで利用できるじゃないですか。このようなデジタル機器が、御殿場の森の中のグランピング施設の中にあるという良い意味での違和感、そのような効果を狙ってvivuanを導入したところもありますので、お客様に「ああ、タブレットもあるんだ!」と思っていただけること、それは一つの売りとしていますね。

価格として高い・安いといった感覚はそれぞれだと思うのですが、藤乃煌にはタブレットの明確な用途がありますし、その用途に対するアイテムとして、vivuanは非常に有効な選択肢だったと考えていますね。

―今後、vivuanをこのように活用していきたい!というご要望があれば、お聞かせください。

髙橋様:そうですね・・・何か施設内でイベントごとがあるときはTOP画面に大きく表示を出して、どんどん告知をしていくとか。

今はルームオーダー機能と内線通話のふたつを主に利用していて、まだ機能のフル活用には至っていないんです。ですから、モーニングコールとして、こちらから「お目覚めの時間です」とか、「朝食の時間になりました」というように、タブレットにメッセージを送信する機能を活用してみたいですね。あるいは、たとえば季節を感じさせるような仕掛けとして、年越しの時にタブレット上に「Happy New Year」など、メッセージを表示させるのもいいかもしれません。

このように、こちらからお客様に情報を発信できる機能をさまざまなご案内にどんどん生かしていけたらなと思っています。今後は、さらにイベントも打ち出していく予定ですからね。
最近は海外からのお客様も増えつつありますから、英語表示や中国語表示といったタブレット上での多言語対応も進めていきたいと考えていますね。

ご協力いただいた宿泊施設の情報

施設名称藤乃煌 富士御殿場
所在地〒412-0026 静岡県御殿場市東田中3373-25
・JR御殿場駅より車で約10分
・東名高速御殿場ICより約3分
ホームページhttps://www.fu-ji-no.jp/kirameki/

客室タブレットサービス vivuan-ヴィヴアン-

館内施設や催し物、近隣情報・観光情報等の丁寧なインフォメーションや
訪日観光客への多言語対応によるゲストサービス向上・業務効率化と併せて、
ゲストのご要望や声を集約して、リピート利用の促進や収益の向上をご支援致します。

詳細はこちら
客室タブレットサービスvivuan-ヴィヴアン-

詳しいご説明やお見積をご希望の方は
こちらからお気軽にご相談ください

サイト内検索