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ソリューション&サービス

LPWA活用 害獣捕獲通知サービス

低コストでシンプルな害獣対策ソリューション

捕獲罠に取り付けたセンサーがゲートの開閉を検知して、獣の侵入をアラートでお手元のデバイスに通知。害獣捕獲の効率化に役立つサービスです。
LPWAを採用することにより、機器の設置やメンテナンスの手間を軽減し、低コストを実現できます。

課題

近年、山間部などにおいて野生鳥獣による農作物・畑への被害が深刻化しています。一方で、野生鳥獣の捕獲を担う狩猟免許所持者は年々減少しており、また60歳以上が6割以上を占める状況と高齢化傾向にあります。マンパワーに頼らない、より効率的な捕獲方法を確立していくことがきわめて重要な状況です。

害獣捕獲検知サービス

シカ・イノシシなどの捕獲を検知。通知アラートで害獣駆除を効率化

獣の出没や被害があった場所に、センサーを取り付けたくくり罠または箱罠を設置します。罠への獣の侵入があった際には接点もしくはマグネットセンサーおよび加速度センサーによって検知し、お手元のスマートフォンやタブレットに通知メールを送信します。
現地へ赴く必要がなく罠の状態を確認することができるので、効率の良い巡回ルート等を検討することが可能になります。捕獲担当者の負担の軽減、諸経費の削減といった効果が見込めます。

システム構成イメージ

画面イメージ

アラート画面
アラート情報詳細画面

主な特長・これまでの製品との違い

  1. LPWAを使用する為、データサーバまでの通信料を抑制
    格安データSIM:約400円~900円/月額 ⇒ LPWA:数千円/年額
  2. 通信可能範囲が広域です
    3G回線:おおよそ4~12km ⇒ LPWA:最大20㎞程度
  3. 発信機などは電池駆動の為、設置や移動が容易
    これまでは:小型バッテリ/商用電源/太陽光パネル ⇒ LPWA:電池
  4. 個別の制御装置やコントローラは不要
    センサーや通信の制御用機器は不要。すべて本体内蔵(小型化)

LPWA(Low Power Wide Area)とは?

LPWAとはLowPower/WideAreaの略で、少ない消費電力で遠距離通信を可能とする無線通信技術の総称です。その特性から、たくさんの「モノ」をインターネットにつなぐ必要があるIoTに適した通信方式として、国内外での注目が高まっています。
通信速度は約100bpsと低速(LTEの1000分の1程度)ですが、メーターの検針情報や位置情報といった小さなデータを送るのには十分な速度であり、通信使用料が一年間でおおよそ1000円前後(※Sigfox<最大通信140回/日>の場合)と、圧倒的な低コストを実現しています。センサーとの組み合わせによって様々なモニタリングに対応することができます。

LPWA比較表

名称SigfoxLoRaWANNB-IoT
推進団体・企業SigfoxLoRa Alliance3GPP
電波免許不要不要必要
利用周波数帯域Sub-GHz
920MHz
Sub-GHz
920MHz
LTE帯域
800~2000MHz
周波数認可非セルラー系LPWA非セルラー系LPWAセルラー系LPWA
双方向通信可能*1可能*2可能
データ量
(up/down)
12/8byte11~242byte*2数10kbps
通信速度
(up/down)
100/600bps300~11kbps/
300~11kbps
63K/27Kbps*3
最大通信距離20k15km20km
基地局(ゲートウェイ)不要
通信エリア外では設置可*4
必要
利用者が準備*5
不要
その他特徴通信140回/日(最大)
低価格
超低消費電力
シンプルな構成
通信288回/日*6
施設内・エリア内運用
低消費電力
そこそこの情報量
国内3大キャリア参入
情報量が多い(30MB*7
通信エリアが広い

*1:4回/日までUPリンク時に確認しデータを取り込みます
*2:クラスにより通信方法が異なりデータ量も変化します
*3:LTE対応時(Release 13)の通信速度
*4:KCCSが提供するレンタル基地局を設置可
*5:通信業者(DOCOMO&SORACOM等)が準備する公開ゲートウェイなども提供があります
  導入価格は30,000~100,000円、月額10,000円~
*6:通信業者(センスウェイ)のBusiness契約の場合
*7:通信業者(DOCOMO)IoTプラン基本契約無料使用量
  IoTプラン 月額利用料 400円/月(2年定期契約) 800円/月(2年定期契約なし) 

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