solekia

お役立ち情報

IT導入補助金2025

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の業務効率化や労働生産性向上を目的としてITツールの導入かかる経費の一部を国が補助する事業です。2017年から開始したサービス等生産性向上IT導入支援事業は今年で9回目の募集となります。過去に補助金の交付を受けた事業者であっても申請が可能ですので、是非活用をご検討ください。

IT導入補助金2025の概要

■IT導入補助金 募集枠の体系

IT導入補助金の募集枠は業務効率化やDX推進に向けた「通常枠」とインボイス制度への対応を促す「インボイス枠」、商店街などの複数の中小・小規模事業者連携してIT導入することに向けた「複数社連携IT導入枠」と情報セキュリティ事故や攻撃への対策に向けた「セキュリティ対策推進枠」があります。

■IT導入補助金2024からの変更点

最低賃金近傍の事業者の通常枠補助率が2/3に拡大し、導入後の活用支援(コンサルティングなど)が補助対象に追加されました。

また、セキュリティ対策推進枠の補助上限額が150万円に増額され、
申請要件の「みらデジ経営チェック」が不要化され「IT戦略ナビwith」が加点要件となるなど、申請しやすさや支援の幅が広がり、特に小規模事業者への支援が強化されました。

 

■通常枠とインボイス枠の比較

枠/
類型
通常枠インボイス枠(インボイス対応に活用可能)
電子取引類型インボイス対応類型
補助
事業者
中小企業・小規模事業者等大企業等中小企業・小規模事業者等
補助額[1~3プロセス]
5万円

150万円
[4プロセス以上]
150万円

450万円
インボイス制度に対応した
受発注ソフト
インボイス制度に対応した
会計・受発注・決済ソフト
PC・
タブレット等
レジ・
券売機等
~350万円[1機能]
50万円以下
[2機能以上]50万円

350万円
~10万円~20万円
補助率中小企業:1/2
最低賃金近傍の事業者※:2/3
2/31/23/4
小規模事業者:4/5
2/31/2
補助
対象
経費
ソフトウェア購入費、
クラウド利用料
(最大2年分)、
導入関連費、活用支援費
クラウド利用料
(最大2年分)
ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年間分)、
導入関連費、ハードウェア購入費、活用支援費

ソフトウェアに含まれるプロセスについて

ソフトウェアの持つ機能によってプロセスが割り当てられています。

[通常枠]

(補助金申請額5万円~150万円未満)
✔ 業務プロセス(共P-01~各業種P-06)のうち1プロセス以上含まれていなければなりません。
汎用プロセス(汎P-07)のみで交付申請することはできません
複数のソフトウェア、オプション及び役務を組み合わせた申請が可能。

(補助金申請額150万円~450万円以下)
✔ 業務プロセス(共P-01~各業種P-06)のうち4プロセス以上含まれていなければなりません。
複数のソフトウェア、オプション及び役務を組み合わせた申請が可能
 組合せによりプロセス要件を満たすことで申請が可能
汎用プロセス(汎P-07)のみで交付申請することはできません


[インボイス枠 インボイス対応類型]プロセスの数の要件はありません
✔ 会計・受発注・決済ソフトのいずれか1つ以上の機能が含まれている必要があります。
✔ インボイス制度に対応しているソフトウェアでなければなりません。

[インボイス枠 電子取引類型]プロセスの数の要件はありません
5つの要件に該当する機能がソフトウェアに実装されている必要があります。
✔ ITツールは1種類のみ交付申請が可能

■補助対象となる企業の業種と規模

中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

製造業

資本金3億円以下
もしくは
従業員300人以下

卸売業

資本金1億円以下
もしくは
従業員100人以下

小売業

資本金5000万円以下
もしくは
従業員50人以下

旅館業

資本金5000万円以下
もしくは
従業員200人以下

事業全体の流れ

IT導入補助金は、IT導入補助金事務局より認可されたIT導入支援事業者との共同事業となります。
申請にあたっては、IT導入支援事業者にまずはご相談ください。

交付申請するにあたり準備しておくこと

gBizIDGビズID)の取得

IT導入補助金2025の申請には、「gBizIDプライム」アカウント(ID・パスワード等)が必要となります。gBizIDを取得していれば、IT導入補助金の申請だけでなく、さまざまな行政サービスをオンラインで利用することができます。IT導入補助金の申請を検討している段階であってもgBizIDを取得しましょう。

gBizID
※デジタル庁のWebサイトへ遷移します。

  

SECURITY ACTIONの宣言

「SECURITY ACTION」は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する中小企業・小規模事業者自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。 IT導入補助金2025の申請には、「SECURITY ACTION」の「★一つ星」または「★★二つ星」の宣言が要件となっており、交付申請作成時に宣言済みアカウントIDの入力を求め確認が行われます。

SECURITY ACTION
※IPAのWebサイトへ遷移します。

  ※「みらデジ」は2025年3月末に事業終了したため、要件から外れました。

補助対象となるITツール

業種ITツール種別ITツール名称ITツール概要
宿泊業ホテルタブレットサービスvivuan -ヴィヴアン-
(ソレキア株式会社)
宿泊客の利便性と満⾜度向上、ホテル運営の効率化を両⽴する客室タブレットです。内線通話や館内案内、ルームサービス、多⾔語対応など宿泊客向け機能を備え、事前精算や清掃管理、アンケート、AIチャットボットなど運営効率化にも役⽴ちます。
製造業製品含有化学物質管理Eco-FRAME / CMS
(サンエスシステムズ株式会社)
製品に含まれている化学物質の登録、管理、集計ができます。含有化学物質標準伝達シート(ChemSHERPA)を標準対応しています。
卸売業青果仲卸システムいちばクラウド青果問屋
(株式会社東新システム)
青果卸、青果仲卸という特殊な要素の多い業務内容を的確に捉えたパッケージクラウドサービスです。
卸売業販売管理システムスーパー塗料
(ニューマネジメントシステム株式会社)
塗料卸売業界に特化した販売管理システムです。価格改定や調色品の管理など業界特有の商習慣に対応しています。

■参画済みコンソーシアム

ソレキアは、下記コンソーシアム(共同事業体)に参画し、自社だけでは成し得ない幅広いITツールをご提案・ご提供できる環境を整えています。

  • 大臣シリーズコンソーシアム(幹事社:応研株式会社)
  • 奉行IT導入支援コンソーシアム(幹事社:株式会社オービックビジネスコンサルタント)
  • MJSコンソーシアム(幹事社:株式会社ミロク情報サービス)

IT導入補助金2025 スケジュール

通常枠
インボイス枠(インボイス対応類型)

インボイス枠(電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠
6次締切分締切日10月31日(金)交付
決定日
12月11日(木)
7次締切分締切日12月2日(火)交付
決定日
2026年1月20日(火)
複数社連携IT導入枠3次締切分締切日10月31日(金)交付
決定日
12月11日(木)

交付申請の流れ

詳しいご説明やお見積をご希望の方は
こちらからお気軽にご相談ください

サイト内検索