ソリューション&サービス
firstpass®|地域医療連携システム
多様化する医療・介護ニーズに対応し、質の高い医療を提供するために、地域医療連携は今や不可欠です。しかし、慢性的な人手不足や業務負荷により、情報共有が円滑に進まないなど、課題を抱えている医療機関も少なくありません。
firstpass®は、地域医療連携部門の業務を全面的にサポートするために開発されたシステムです。地域医療連携の専門システムならではの機能群を搭載し、連携業務に携わるスタッフの作業を大幅に効率化します。
firstpass®とは?
地域連携システム・連携文書システム・医療相談システム・退院支援システムの4つのシステム群で構成されており、効率的な業務運営をサポートします。
firstpass®の特長
ソーシャルワーカーなどの医療連携実務者と
患者の目線で設計されたシステム
firstpass®は地域医療連携業務専門の部門システムとして2004年のリリースから改良が続けられてきました。
連携実務者に寄り添い、多様な運用に細やかにフィットするシステム設計・ユーザビリティは、利用者からの高い評価を得ています。
システム単独での導入に対応
既存システムとの共存で作業効率をアップ
firstpass®は4つのメインシステムから構成されており、それぞれのシステムを単独で導入することも可能です。
例えば、既存の地域連携システムにfirstpass®の医療相談システムを新たに導入したいといったニーズにも柔軟に応えます。
全国190病院への豊富な導入実績
※2024年7月末 実績
全国の大規模医療施設を中心に、190以上の施設に導入されています。また、近年では200床未満の一般病棟や療養病床を有する病院での導入も増加しています。
豊富な導入の経験から培った運用ノウハウにより、導入後も安心してご利用いただけるようサポート体制を整えています。
システムの詳細
地域連携システム
地域連携室の対応業務全般を支援
- 連携患者情報(紹介・逆紹介・情報入手/提供)を一元管理
- 患者単位で連携対応履歴の全容が把握可能に
- 対応記録の管理により、よりきめ細やかなフォローを可能に
- 最終報告の管理も可能な返書管理機能を提供
- 進捗管理業務を確実・効率的に
- 年次・月次・随時の紹介/逆紹介に関する標準統計を提供
- 連携患者情報(紹介・逆紹介・情報入手/提供)を一元管理
- 患者単位で連携対応履歴の全容が把握可能に
- 対応記録の管理により、よりきめ細やかなフォローを可能に
- 最終報告の管理も可能な返書管理機能を提供
- 進捗管理業務を確実・効率的に
- 年次・月次・随時の紹介/逆紹介に関する標準統計を提供
受付管理 各種受付情報登録、情報提供・入手対応 患者管理 連携履歴、疾病管理関係機関管理、TODO管理、各種情報検索 フェーズ管理、担当科・医師科管理、預かり品管理、統計分類管理 返書管理 進捗管理、医師報告書予実管理 文書作成 予約票(書類添付可能)作成、受診報告書など(書類添付可能)作成 統計管理 各種統計処理、帳票作成、CSVデータ出力、CSVクロス集計対応、汎用統計 連携先管理 対応記録管理 |
連携文書システム
医師の連携文書作成を支援
- 患者の未報告文書を一覧で確認
- 既存文書の複写、雛形文書作成により効率よく連携文書作成
- 連携室へシステム上から文書送付の依頼が可能
- 最終報告の管理も可能な返書管理機能を提供
- 地域連携システムの返書管理と連動しタイムリーな返書管理を実現
- 患者の未報告文書を一覧で確認
- 既存文書の複写、雛形文書作成により効率よく連携文書作成
- 連携室へシステム上から文書送付の依頼が可能
- 最終報告の管理も可能な返書管理機能を提供
- 地域連携システムの返書管理と連動しタイムリーな返書管理を実現
医師報告書管理 未報告状況、報告済文書一覧、最終報告管理 診療情報提供書作成 版数管理、各種複写機能・雛形活用、作成状況管理、各種作成支援ツール 連携室機能支援 報告書・ラベル一括印刷 |
医療相談システム
医療相談室の業務を支援
- 各種相談情報を一元管理、スタッフ間の情報共有を強化
- 匿名・患者外(IDなし)など様々な相談の内容に対応
- 初回と2回目以降の経過記録を患者単位で一覧表示
- 自由帳票/標準項目外の補足情報欄など相談内容を柔軟に管理可能
- 日本医療社会福祉協会の様式を参考にした日報出力
- がん対策情報センターの新相談記入シートに対応 ※オプション
- 相談分類別の統計出力機能を提供
- 各種相談情報を一元管理、スタッフ間の情報共有を強化
- 匿名・患者外(IDなし)など様々な相談の内容に対応
- 初回と2回目以降の経過記録を患者単位で一覧表示
- 自由帳票/標準項目外の補足情報欄など相談内容を柔軟に管理可能
- 日本医療社会福祉協会の様式を参考にした日報出力
- がん対策情報センターの新相談記入シートに対応 ※オプション
- 相談分類別の統計出力機能を提供
相談記録管理 相談票作成、経過記録、添付文書管理、汎用帳票作成 電子カルテ連携、がん相談対応(オプション) 情報検索 相談記録情報検索 統計管理 日報、各種月報、CSVデータ出力、CSVクロス集計対応、汎用統計 連携先管理 対応記録管理 |
退院支援システム
入院前~退院直後の業務を管理
- スクリーニング機能に自動判定機能を提供
- 入退院支援加算1に関する進捗管理を一覧で実施
- 病棟・入退院支援部門の双方で同じ画面から管理できる
- 退院支援に関する情報共有をスムーズに
- 退院支援計画書を雛形・チェック方式により効率的に作成
- 相談票の作成・相談票の内容確認が可能 ※相談システムとの連携時オプション
- スクリーニング機能に自動判定機能を提供
- 入退院支援加算1に関する進捗管理を一覧で実施
- 病棟・入退院支援部門の双方で同じ画面から管理できる
- 退院支援に関する情報共有をスムーズに
- 退院支援計画書を雛形・チェック方式により効率的に作成
- 相談票の作成・相談票の内容確認が可能 ※相談システムとの連携時オプション
スクリーニング管理 スクリーニング、自動判定、介入依頼 退院支援状況 進捗状況一覧、状況報告、情報共有 退院支援計画書 計画書作成、簡易作成ツール 統計管理 CSVデータ出力、CSVクロス集計対応 |
導入による効果
情報共有と連携戦略の強化
地域医療連携において、医療機関間のシームレスで確実な情報共有を実現することは、良好な関係構築と質の高い医療提供に不可欠です。firstpass®︎は、データを一元管理することで、情報共有の迅速化と確実性の向上に貢献します。
医療連携業務の大幅効率化
紹介・逆紹介の入力時間を最大80%効率化。
実務者の皆様が本来の地域医療連携に注力できるようサポートいたします。
データドリブンな病院経営へ
紹介数や紹介先科の傾向、紹介件数の増減など、システム上に蓄積されたデータを素早く集計できる強力な統計機能を搭載。
経営における客観的な意思決定を後押しします。
導入までの流れ
全てのシステムを導入する場合、初回のお打合せからシステム稼働まで約 5 ヶ月が目安です。
ただし導入するシステムの種類や稼働する電子カルテシステム等の状況により、導入期間が変動する場合がございます。
1~2か月目
ワーキング・
打ち合わせ
ご担当者さま
3か月目
システム構築
電子カルテなど
他システム担当者
3~4か月目
動作テスト
電子カルテなど
他システム担当者
4か月目
操作説明
ご担当者さま
5か月目
システム稼働
ご担当者様
電子カルテなど
他システム担当者
よくある質問
実際にシステムを見ることはできますか
オンラインにて、実際に画面をお見せしながら機能の説明をすることができます。
説明がご希望の場合は弊社までお問合せください。電子カルテなどと情報連携できますか
情報連携が可能です。複数の電子カルテベンダと多様な情報の連携実績がありますのでご安心ください。
電子カルテベンダや連携する情報によっては、連携できない場合もありますので、詳細は弊社までお問合せください。システムにおけるライセンスの考え方を教えてください
お客様単位のライセンスとなります。そのため、システム稼働後もソフトウェアを新たに購入することなく、ご利用ユーザを増やすことができます。
詳しいご説明やお見積をご希望の方は
こちらからお気軽にご相談ください
まずは資料のみをご希望の方は
こちらからお問い合わせください